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To become Director…vol.1  執筆大川孝平

勤務医になり、少しづづ診療の幅を広げ、多くの患者からの信頼を獲得しより高度な診療を習得するために日々研鑽を積む。

そしていつの日かこう思う。

「開業しよう」

その時に新たなステップへの道が開かれる。

しかし、勤務医から開業医へとステップを進むにあたり大事なこと気付く必要がある。

それは、独立することについて本質的に充分理解できているかということである。

経験したことの無いことを充分に理解するというのは不可能かもしれないが、今の時代様々なソースを活用し情報収集は可能である。

このコラムもその一つになり得るかもしれないし、私の経験というか私の失敗談を交えての方が何かしら役に立てるかもしれないと思う。

独立するということは、我々歯科医師の立場から考えると、治療だけでなく他の仕事が莫大に増えるということ、そして様々な責任を負うということである。

どんな仕事が増えるのか?責任とはどんな内容なのか?という内容はGoogle検索すれば大体把握できると思うので、割愛する。

要するに、

独立開業=世の中の矢面に立つ

「本当のビジネスの世界」に入っていくのである。

例えば、投資を始めようとしたときになんらかの方法で知識を得て実際にトレードを行うとする。

しかし、投資という世界にはとんでもないスケールの投資家や専門投資家と呼ばれるプロフェッショナルが存在する。

付け焼き刃では到底勝てる相手ではないしそもそもそのレベルまで到達することも難しい。

しかし、その世界で生きて行くためには専門的な用語を学ぶことは最低限必要である。

それを知らなければ、会話もできなければ理解すらできない。

つまり生き残る事は非常に困難である。

我々、歯科医師の世界も同様である。

歯科医療に関する専門用語を駆使しそれに伴う治療技術も存在し、プロフェッショナルとして患者からの期待に答えることは当然であり、その保全のために非常に難解である歯科医師国家資格が存在すると認識している。

では、私たちが普段生活している世界はどうであろうか。

朝、コンビニでコーヒーを買う。

昼は、デリバリーのお弁当を食べ

スマホやPCからネットで日用品を注文

夜は、仲間や家族と外食

この流れの根底にあるのは、消費。いわゆる経済活動である。

消費者としての行動の裏には、サプライヤーの努力が必ず存在している。そのおかげで、消費者の都合をほぼ完全に叶えることができる環境が整っている。

そして、我々歯科医師が独立するということは医療サービスを提供するサプライヤーの側に存在するという事になる。

医療サービスを提供し対価を得て、その対価を活用しさらなる高度な医療サービスを提供する。ここで重要なポイントが「対価」である。

医療サービスの対価といえば、診療報酬である。

そしてそれは「お金」のこと。





私たちは日々お金を扱い生活しているし、私たちが生活している経済社会はヒト・モノ・カネで成立している、と何処かの本には書いてあるようにビジネスの世界では必須のカテゴリーである。

「本当のビジネスの世界」

それはお金に関しての知識が必須の世界であり、それを知る者とそうでない者の差は顕著であり冷酷非情な世界でもある。

続く



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